死ぬって何さ？

今日セルさんの命日が4/13と言うのを知ったのでフライングして雑文。
案の定セル魔理。打ってるうちにタイトルから逸脱。
頑張ってシリアスエロを目指したけどエロくはない。雰囲気だけ…orz

仏教に詳しくないので命日に何をすればいいのかわからず苦し紛れで書きました。。
wiki見てもわかんねえええええ！！！！

「もうすぐ命日だな。」
買い物中に唐突に発せられた言葉。
「命日？誰の？」
魔理沙にはセルの言葉の意味が汲み取れない。
こともなげにセルの口から意外なものの名前が発せられる。
「セルだ。」
「は？」
無言で自分の胸元をトントンと叩くセル。
二度言われ、魔理沙はやっと思い出したように頷く。
「ああ、死んでるんだっけ。向こうの世界に半人半霊のやつが普通にいるから違和感なくてさ。死人ってのに。」
隣を歩くセルの腕を掴む。
「む？」
「普通に生身っぽいしなぁ…。命日ねぇ…。なんだかなぁ…。」
釈然としないと言わんばかりに不満な顔をする。

不満そうな顔をしつつも通りかかった日用品売り場で線香を手に取る魔理沙。
「あれ、命日ってなにするんだっけ？線香上げればいいんだっけ？」
「私もよくわかっていない。こう言うのは気持ちの問題だろう。」
この「気持ちの問題」という言葉にどのような含みがあるのか魔理沙は知ろうとはしなかった。
下手に詮索するのは墓穴を掘ることと同義であることを彼との生活で学習しているからだ。
その魔理沙の考えを一蹴する発言がセルによってなされた。
「そう、飽くまで気持ちの問題なのだ。こんなものがなくともな…。」
魔理沙の手にある線香を商品棚に戻すと、代わりに隣に陳列されたろうそくを手に取る。

「私としてはこちらが活躍する方がお誂え向きなのだが…？」
くっくっ、と笑いながら買い物籠にねじ込まれるろうそく。それに抗うため籠の中に手を突っ込みろうそくを棚に戻そうとする魔理沙。
「気持ちの問題ならいらないだろ、コンナモン。」
ろうそくが棚に戻されるのを見届けるとセルは魔理沙の後ろ髪を掴んだ。そして耳元に息がかかるほどの距離で囁く。
「ならばお前はどうやって私の魂を慰めてくれるんだ？」
赤面すると同時にあたりを見回してみる。幸か不幸か周囲には自分たち以外の人の気配はなかった。
他人に痴態を見られることはないが、その代りに他人をだしに恥辱をやめさせることも叶わない。
「だから…線香でいいじゃん！」
恥じらいを押し殺すように小さな声での反発。だがセルはその抵抗を残酷に一蹴する。

「だめだな。そんなものは飽くまで本人の意思を知る術がない時の間に合わせだ。私は今ここにいる。本人の意見を尊重することこそが慰めとして適切だろう？」
魔理沙の耳に軽く歯を立てる。その瞬間魔理沙の体が軽く震える。
この後に行われるであろう不埒な所業を思うと魔理沙の矮躯から震えが治まらないのは至極当然であった。
だが、魔理沙の予想に反し、セルは魔理沙から離れた。
「近頃の世界は住みづらくなったな。防犯カメラというものがあるのだろう？」
すぐさま床に置かれた買い物かごを持つ。開放感に安堵する魔理沙に追い打ちをかけるようにセルは続ける。
「なに、防犯カメラや警備員が怖いのではない。お楽しみを虫けらごときに邪魔されることが許せないだけだ。」


＜いいわけ＞
先生！私、これでもとても頑張りました(泣)
シリアスエロほど難易度高いものはNEEEEEEEE!!!!
得意な人マジでお知恵を貸していただきたい…！！

4/13らへんで覚えてたら続きを頑張ってみようかなと思ってます。
書けるか…？いや無理そうだけど頑張るYO!!