忍者ブログ
DBの悪役中心ブログ。 グロだったりBLだったりエロだったりネタバレだったり夢絵・文だったりキャラがコスプレしてたりパラレルだったりが容赦なく置かれているブログですので閲覧注意です。
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

学パロエロ有り後編。
セルクウセルでグロあり。

前編

悟飯を寝台の上で見送り、メタルクウラにも下がるように言いつける。
一息ついたところで呟く。
「ふん、さっさと出て来い変態が。」
さきほど悟飯を諭した声音からは推察できぬほど殺意の籠った低い声。
「お呼びかな?」
セルがニヤつきながら現れた。
「風邪薬に何か混ぜただろう?」
依然殺意の籠った声で訪ねた。
「さすがだな。なぜわかった?」
クウラは無言で掛け布団をどけた。
「ほお・・・これはこれは・・・」
食い入るようなセルの視線の先にはクウラの一物が反り立っていた。
「薬、それも優秀な奴の調合した媚薬くらいだ。俺をこんな風にできるのはな。」
セルは笑いながら一物に手を伸ばし、軽く撫でる。
「そうか、私のプレゼントは気に言ってもらえたらしいな。」
親指の腹で雁首のあたりを擦る。
「フフフ、抵抗しないとは殊勝だな。」
「この前の口止め料を受け取りに来たんだろう?抵抗などと言う無駄なことはしない。さっさと済ませろ。」
「さすが物分かりがいい。弟とは大違いだ。そんなにあの青年が大事か?」
クウラは鼻で笑った。
「単にあのナメック星人とのことが俺の人生において汚点なだけだ。勘違いするな。」
胸が少し締め付けられた。こんなウソはつきたくないとでも言っているのだろうか、と自嘲する。
「まぁ、なんでもいいさ。私は勃っているお前とヤりたいだけだ」
「ほう、陰茎一つ自分の力で勃たせられん奴が随分といきがるな。」
抵抗しないと言っておきながらついつい挑発が口を突く。
「フフフ、お前は薬以外の方法では勃たないのだろう?」
「なぜ断言できる?」
「勃起がトラウマだからさ。」
クウラは一瞬言葉を詰まらせた。
「これは私の推測だが、お前は勃起をすることを恐れてそれを自らの超能力で縛り上げた。どうあっても勃たないように、と。自責の念からな。」
「・・・・・・」
「だが、ブウの薬は違う。お前の超能力を分解して無理やり奮い立たせるからな。」
「たいそうな推測だ。」
それには意に反さず、にっこりとほほ笑んで「正解は?」と尋ねる。
クウラは笑った。
とても冷たく、ゴミでも見るかのような目で。

「んっ・・・うぐっ・・・!」
「もっと腰を振れ。マグロに用はない。」
腸の内側から壊さんばかりの勢いで乱暴にピストンする。
セルの肛門からは彼の腸液とクウラの精液が混濁した粘液がとめどなく溢れ出る。
「いっ・・・ぎぃ・・・!!」
直腸を激しく突かれる。そのうち貫通してしまいそうで恐ろしかった。
肉体が欠損することにここまで恐怖を覚えたのはブウに殺されかけた時と、ごはんを怒らせた時以来だ。
よもや純粋なセックスで恐怖を覚えることになろうとは予想もしなかった。
「貴様が俺を、捨てたはずの俺を呼んだんだ。せいぜい恐怖に打ち震えながら喘ぐんだな。」
セルは痛感する。
格が違うのだと。セックスをしてきた年季が違う。
たかだか四年と数十年では火を見るより明らかだ。
「良いことを教えてやろう。俺は貴様のように襲おうとした相手から返り討ちにあったことは一度もない。」
そして快楽のためにしたことも一度もない、と。
全ては支配のため。宇宙を統べるため。
幼さゆえ殺せなかった相手のモノはこの手で扱き、汚い一物をその身で喰った。
自分の権力や財産を目当てに言い寄ってくる者にはその手で扱かせた後に首をはねた。
完全な統一が済んでいないうちは子孫はいらない。下手に敵になりうるものを育てるメリットがない。
だから精液が枯れるほどに女に扱かせ、男の中に放ってきた。必要がなかったから。
「ずっとずっと溜まっていたからな。すぐには出しきらんぞ。」
だが、そこでセルの中に一つの疑問が生まれる。
スラッグは彼にとってどのような存在だったのか?あの様子だと遊び相手であった可能性が高い。
とても興味深いことだが、そんな質問をしている余裕が今のセルにはなかった。
意識を保つことで精一杯。
片腕を肩からもがれ針金をねじ込まれているため、再生ができないだけでなく出血多量であった。

数分経った。
とうとう、耐えきれなくなり崩れ落ちた。
「なんだ、もうおしまいか?」
「あ、針が、ね」
口をパクパクさせながら残った手で反対側の肩口を弄ろうとする。
「針金をとれば腕を再生させるだろう。俺は敵に甘くない。」
腰を振り続ける速度は衰えることがなかった。
声にならない悲鳴を上げた。
頬を熱いものが伝った。生まれて初めて流した涙。
今まで流したことがなかったから、涙を流す者の気持ちなぞ顧みたことがなかった。
だが、今わかった。涙を流さざるを得ない状況が、どれだけ恐ろしく、そして苦しいことなのか。
「事が終わったらそのまま首をはねてやろう。・・・ああ、貴様は首がなくても生きていけたのだったな。」
なら核を潰す、と吐き捨てるように言う。
わけのわからない恐怖を覚えた。死んだ方が楽になれることは明らかなのに、死が、殺されることがとても怖かった。
「や、や、」
首を小さく振りながら、恐怖と許しの懇願とが入り混じった喘ぎ声を絞り出す。
およそ今までのセルからは想像もつかない、まるで今まで自分が喰ってきた者に乗り移られたかのような、そんな脆弱さだった。
「ここが地球であることに感謝するんだな。本来なら気に入らん奴は星ごと消しているところだぞ。」

「なにやってんだよ・・・クーラ・・・?」
その声に驚き振り返る。
ドアの近くでスラッグが腰を抜かしていた。
我を失っていたため気配にクウラは全く気付かなかった。
「ちょうどいい。今ならいくらでもやれるぞ」
異様なオーラを放ちながら手招くクウラにスラッグも恐怖を抱いた。
「クーラ、お前なんか…変だぞ。昔の、気が立ってる時のお前にそっくりだ。」
その言葉にクウラの体がビクンと痙攣した。
数秒の時を経てクウラが最初に口を開く。
「・・・・・・萎えた。」
そう一言発するとセルの肛門から一物を引き抜き、肩の針金を取り去ってやった。
「貴様はいつも余計な時に出しゃばってきやがる!」
そうスラッグに罵声を浴びせると、近くにあったタオルをセルに投げてやった。
「俺の気が変わらんうちにさっさと拭いて帰れ。」
「なあ、クーラ・・・」
「貴様は黙ってられんのか!?」
クウラを意に反さずにスラッグはセルに近寄る。
「ああ、やっぱり気絶してるみたいだ。出血多量が原因かもしれんなあ。」
クウラはぎょっとした顔をしたがすぐにメタルクウラを呼んで、メディカルマシーンに担ぎ込ませた。

落ち着いたところでクウラはスラッグに尋ねる。
「ところで貴様は何をしに来た?」
「夕食の準備ができたから呼びに来たんだ。ちゃんとノックをしたのに返事がなかったから勝手に開けたらこの様だ。」
人が大変な思いをしていた時にのんきに夕食の支度をしていたのかと思うと少しイラついた。腹いせに軽く頬をはたいた。
「うぐっ!何をするっ!?」
「アホが!奴隷なら奴隷らしく主人を守れと言っているのだ!!」
「そんなこと一言m」
「察しろアホが!!」
一切口答えを許さない理不尽なクウラにスラッグは閉口する。
「俺が悪かった。で、夕食はここに持ってくるか?」
切り替えの早さにうんざりしながらも、首を横に振る。
「こんな臭い部屋で食えるか。下まで行く。」
「そうか。風邪はどうなんだ?熱は?」
肩をすくめながら
「もう治った」
とだけ答える。
ブウの薬がよく効いていた。
体が軽い。悟飯の約束を果たすには申し分ないコンディションだった。

だが、次の日セルが学校を休んだのは言うまでもない。

<あとがき>
クウラ様は怒ると怖いという伏線を上手く(?)回収できました。
当初の予定とは全く異なりクウセルになってしまった・・・!!
当初(といっても六月頭だったんですが)はちゃんとクウラ様がヤられる予定だったんです。メタルが悟飯ちゃんを連れていくとこまでは打ってあったんですが。
で、しばらく放置してて「あー、学パロ打たなきゃな」って思ったころ(昨日今日)には絶賛セル受けフィーバー中だったので・・・はい。

どうでもいいけどスラッグは癒し系だよ、とまだ映画を見ていないのに言ってみる。
ソスキャラに悪い奴はいない。いや、スラッグは悪人だけども。

PR
この記事にコメントする
お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
この記事へのトラックバック
この記事にトラックバックする:
カレンダー
12 2025/01 02
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31
最新コメント
[10/21 BlogPetのこっぺぱん]
[10/14 BlogPetのこっぺぱん]
[08/11 歩]
[08/11 鉄-R]
[08/11 歩]
最新トラックバック
プロフィール
HN:
鉄-R
趣味:
弐寺
自己紹介:
DBの悪役(概ね人外)に萌えまくり中。
セル贔屓でブロやクウラ、ジャネやタレ、フリなんかもちまちまと。
悪役じゃないけど悟飯ちゃんも贔屓キャラです。
ブログ内検索

Copyright © [ Q‐Holic ] All rights reserved.
Special Template : 忍者ブログ de テンプレート
Special Thanks : 忍者ブログ
Commercial message : [PR]