宗教関連の位階がわからない

突っ込まないであげてください。とにかくセル魔理書きたいんです。
途中で切ったんで、全然セル魔理じゃないんですがねorz

某サイト様のバケモノと呼ばれて逆切れするセルに感銘を受けて思いついたネタ。
とはいってもこれはバケモノ呼ばわりされません。今回は頑張ってハッピーエンドを目指してみます。頑張ります。

かれこれ二日も吹雪が続いていた。風も降雪も一向に治まる気配がない。
「今日もひどい天気ですね、司教様。」
ガラス越しに外の様子を眺めながらクマの縫いぐるみを抱いた金髪の少女が呟いた。
「やれやれ、当分止みそうにないですよ。」
同じく外を眺めながら相槌を打つ金髪の修道女。
当の司教は窓の外には目もくれず、黙々と本を読んでいた。
「外の天気もいいがお祈りも忘れずにな、ブリジット、レアス。」
二人の返事が返ってくるのとほぼ同時に入口の扉が開き、冷気や雪と共に真っ黒な衣装に身を包んだ金髪が倒れ込む。まるで魔女と言った風体だった。
「ひゃあ！倒れたぁ！」
突然の出来事に肝を冷やすブリジットを宥めながらレアスは司教に指示を仰ぐ。
「ブリジットは着替えを用意しろ。レアスはスープに火を掛け温まり次第、私のもとへ運ぶように。」
司教の指示通り急いで方々に走る二人を見届けると、雪にまみれた少女に近づく。

「(…人間か。面妖な装束ゆえ、物の怪の類かと思ったが…。)」
濡れた帽子と前掛けを剥ぎとり暖炉で暖められた部屋に運ぶ。既にブリジットが着替えを持って待機していた。
「レアスが来るまでこのままというのも酷だが…。」
「仕方ありませんよぉ、ウチも司教様も男なんですから。」
にこやかに微笑むこの金髪の少女は「女装少年」だったようだ。
司教はどうしたものかと考えていると、良いタイミングでドアがノックされた。
「失礼します。」
レアスがスープを運んできた。これで着替えを任せられる。
「後は頼んだぞ、レアス。」
ブリジットに席を外すように促す。司教が部屋を出ようとするとレアスが何やら耳打ちする。
「彼女は…人間ですか？」
「ああ、人間だ。間違いない。」
「わかりました。彼女の意識が戻りましたら司教様にお知らせします。」

数時間が経ちレアスが司教を呼びにきた。
「ぜひ司教様にお礼を言いたいそうです。」
「礼を言われるようなことは何もしていないが…。」
部屋に向かって数歩進むも、レアスは立ち止まったまま付いてこない。不思議に思い振り返ってみるとレアスは笑顔で答えた。
「私がいたらお邪魔でしょう？」
「ふっ、それではまるで私に下心があるみたいではないか。」
苦笑する司教にレアスは再度微笑みかけた。
「そう言う意味では。ただ、人がいたら躊躇う質問もございますかと。」
「確かにな…。」
左の口の端が少し持ちあがった。目深に被ったフードで表情を伺いづらいが、司教は笑っているようだ。
「私はお前のそう言うところが好きだぞ、レアス。」
その言葉にレアスは一礼する。
「ありがとうございます。」

後編


＜きゅうけい＞
長くなりそうなのでいったん切ります。続きは命日(明日なんですが)にでも。
珍しくちゃんとMUGENな感じのキャラチョイスにしてみた。
これだと全くセル魔理じゃねえな！むしろレアスといい感じになってるじゃねえか！

うちのセルは金髪フェチなのかもしれない。
ただ宗教家設定にしてしまったのでこのまま健全路線です。これは私のポリシーですね。宗教家は二次創作だろうと貞潔！
いくら金髪フェチで周囲が金髪ハーレムだとしても踏みとどまってもらいます。

「いつも鬱orグロorネタエンドばっかな鉄－Rがはっぴー…えんど…？」
ええとですね、存在の受け入れ拒否系は書けないんです。エロ以上にストッパーがかかる…。
自分の好きなものを二次創作の一環とはいえ存在否定することが苦しいのです。以前の善悪逆転雑文も泣きながら打ったり(CPUからの否定でこのていたらくorz)。
素直にそう言うものが書ける人を尊敬します。