DBの悪役中心ブログ。
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国語力の無さから発掘されたコーン視点
デントくんメンヘラ大安定注意
デントくんメンヘラ大安定注意
今日のジム戦からなんだかデントの様子がおかしい。
どこか落ち着かないような、気分が浮ついているような。
「同じ草使いなのに、あの子とツタージャときたらボクとヤナップに勝るとも劣らない、素晴らしいテイストを醸し出していたよ…!」
今日の挑戦者はツタージャを連れた女性だった。
年はこのコーンたちと左程変わらないくらいと見受けられた。
「あの子にまた会いたいなぁ。」
デントは全く気づいていない様だが、このコーンには彼女があまりデントに対していい印象をいだいていなかったように感じられていた。
デントの性格だけではなく、サンヨウジム全体の雰囲気が彼女にとって好ましくないであろうことまでこのコーンには読み取れた。
なので、ポッドのように手放しにデントの恋を応援することが出来なかった。
かといってデントは生まれてこの方恋をしたことなんてなかったのだから、諌めることも躊躇われる。
しばらく様子をみることが適切ですかね。
それからデントは毎日のように彼女の話をした。
彼女に会うために昼食は必ず噴水の前で取っていた。
デントの口から彼女の名前が発せられない日はなかった。
「最近、昼に会えなくなっちゃったんだ…どうしてかな。」
ある日、デントが淋しげにそう呟いた。
避けられているんだとは言えなかった。
彼女も忙しいのだろうとそれとなく諦めるように促したつもりだったが、それは逆効果だった。
デントは時間のある時は必ず噴水の前に立つようになった。
朝も昼も夜も。
仕事と寝る時間以外は殆どすべてを噴水の前ですごすようになった。
この時点でしっかりと止めておけばよかった、そう後悔するのはすぐ後のことであるとはまるで知る由もなく。
「ちょっと、しつこかったかな…」
ある日、家に帰ってくるなり一言だけそうつぶやき、力ない笑顔を浮かべたデント。
ポッドと二人で何があったか尋ねたが、デントは眉間にシワを寄せ涙をこぼしながら精一杯笑うと自室に篭った。
それ以来デントが外に出ることはなくなった。
レストランやジムに行くことはもちろん、部屋から一歩も出てこなくなった。
出勤前にデントの部屋の前に置いた食事は、このコーンたちが帰宅してもなんらかわらぬまま鎮座していた。
デントの部屋に冷蔵庫はあるが、さすがに3日も部屋から一切出てこないのは気がかりだった。
たまに部屋の前を通りかかると、喚き声と謝罪の絶叫が聞こえてきて胸が締め付けられた。
デントは幼い頃から割とちやほやされて生きてきた。そのため自己の否定は彼女の想像以上にデントを傷つけてしまったのだろう。
彼女を探してきてデントに会わせる。
ポッドと二人でそう決めた。
このまま放っておいても仕方がない。デントをこれ以上壊させるわけにはいかない。
デントも彼女に会えば、何かしら踏ん切りがつくのではないか。そう考えた。
ポッドと交代で噴水の前を張っているとついに彼女は現れた。
「お久しぶりです。」
正直、彼女に会うのがポッドではなくこのコーンでよかったと思っていた。
このコーンは怒りを抑えて彼女をデントのところまで引きずっていくことが可能だが、ポッドにそれができただろうか。
「デントは、デントは本当にあなたを愛していたとおもいますよ。貴方にあってからデントの口からあなたの名前が出ない日はなかった。」
このコーンの言葉を聞いてる最中、彼女はただひたすら何を考えているのか、下を向いていた。
そして一言、
「…会おう。あいつに。デントに会おう。」
そう呟くと彼女は頼りない足取りで歩き出した。
向かう先にはデントの待つ家があり、ひとまず安堵した。
だが、まだ問題は何も解決していない。デントが扉を開いてくれなければ話が進まないのだから。
どこか落ち着かないような、気分が浮ついているような。
「同じ草使いなのに、あの子とツタージャときたらボクとヤナップに勝るとも劣らない、素晴らしいテイストを醸し出していたよ…!」
今日の挑戦者はツタージャを連れた女性だった。
年はこのコーンたちと左程変わらないくらいと見受けられた。
「あの子にまた会いたいなぁ。」
デントは全く気づいていない様だが、このコーンには彼女があまりデントに対していい印象をいだいていなかったように感じられていた。
デントの性格だけではなく、サンヨウジム全体の雰囲気が彼女にとって好ましくないであろうことまでこのコーンには読み取れた。
なので、ポッドのように手放しにデントの恋を応援することが出来なかった。
かといってデントは生まれてこの方恋をしたことなんてなかったのだから、諌めることも躊躇われる。
しばらく様子をみることが適切ですかね。
それからデントは毎日のように彼女の話をした。
彼女に会うために昼食は必ず噴水の前で取っていた。
デントの口から彼女の名前が発せられない日はなかった。
「最近、昼に会えなくなっちゃったんだ…どうしてかな。」
ある日、デントが淋しげにそう呟いた。
避けられているんだとは言えなかった。
彼女も忙しいのだろうとそれとなく諦めるように促したつもりだったが、それは逆効果だった。
デントは時間のある時は必ず噴水の前に立つようになった。
朝も昼も夜も。
仕事と寝る時間以外は殆どすべてを噴水の前ですごすようになった。
この時点でしっかりと止めておけばよかった、そう後悔するのはすぐ後のことであるとはまるで知る由もなく。
「ちょっと、しつこかったかな…」
ある日、家に帰ってくるなり一言だけそうつぶやき、力ない笑顔を浮かべたデント。
ポッドと二人で何があったか尋ねたが、デントは眉間にシワを寄せ涙をこぼしながら精一杯笑うと自室に篭った。
それ以来デントが外に出ることはなくなった。
レストランやジムに行くことはもちろん、部屋から一歩も出てこなくなった。
出勤前にデントの部屋の前に置いた食事は、このコーンたちが帰宅してもなんらかわらぬまま鎮座していた。
デントの部屋に冷蔵庫はあるが、さすがに3日も部屋から一切出てこないのは気がかりだった。
たまに部屋の前を通りかかると、喚き声と謝罪の絶叫が聞こえてきて胸が締め付けられた。
デントは幼い頃から割とちやほやされて生きてきた。そのため自己の否定は彼女の想像以上にデントを傷つけてしまったのだろう。
彼女を探してきてデントに会わせる。
ポッドと二人でそう決めた。
このまま放っておいても仕方がない。デントをこれ以上壊させるわけにはいかない。
デントも彼女に会えば、何かしら踏ん切りがつくのではないか。そう考えた。
ポッドと交代で噴水の前を張っているとついに彼女は現れた。
「お久しぶりです。」
正直、彼女に会うのがポッドではなくこのコーンでよかったと思っていた。
このコーンは怒りを抑えて彼女をデントのところまで引きずっていくことが可能だが、ポッドにそれができただろうか。
「デントは、デントは本当にあなたを愛していたとおもいますよ。貴方にあってからデントの口からあなたの名前が出ない日はなかった。」
このコーンの言葉を聞いてる最中、彼女はただひたすら何を考えているのか、下を向いていた。
そして一言、
「…会おう。あいつに。デントに会おう。」
そう呟くと彼女は頼りない足取りで歩き出した。
向かう先にはデントの待つ家があり、ひとまず安堵した。
だが、まだ問題は何も解決していない。デントが扉を開いてくれなければ話が進まないのだから。
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DBの悪役(概ね人外)に萌えまくり中。
セル贔屓でブロやクウラ、ジャネやタレ、フリなんかもちまちまと。
悪役じゃないけど悟飯ちゃんも贔屓キャラです。
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