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DBの悪役中心ブログ。 グロだったりBLだったりエロだったりネタバレだったり夢絵・文だったりキャラがコスプレしてたりパラレルだったりが容赦なく置かれているブログですので閲覧注意です。
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学パロ(仮)
そろそろお題のネタがなくなってきた・・・。自分でタイトル決めるべきかな。それだとお題2に置いていくというスタイルがとれない…orz
ブウセル、セルはん。エロはないです。


セルが爺を探すと言って姿を消してから一週間が経った。
そろそろ人形も馴染んできたころだろうか。
「おい、悟飯。お前の弟の人形はどうなった?」
「人形じゃなくてパペルくんですよ先生。今は家で家事の手伝いをしていると思います。」
想像していたよりもずっと馴染めていたらしい。少し安心した。
「そうか。セルが元になった人形だから心配していたんだが…問題ないならそれでいい。」
「ごはんがしっかり面倒を見てますからね。最初の頃は結構手を焼いていたみたいですけど。」
もともと戦闘を目的に作られていたらしく、初めは全く言うことを聞かないどころか大暴れだったらしい。
「怒ってどてっ腹にかめはめ波をぶち込んでしまったんですけど、慌てて手当てして謝ったら許してくれたって。」
どこか聞いたことがあるような内容だった気がしないでもない。自分が親御さんに頭を下げに行く羽目にならなかったのだから、恐らく気のせいだろう。
「どこかの保険医みたいだな。」
「襲い方が違いますけどね。でも、今はとてもおとなしくて子供のようですよ。」
「子供?」
いくらなんでも子供と呼べるほど退行するのだろうか。そもそも凶暴性以外に関しては子供程度の能力、知能という意味なのだろうか。
「原因はわかりませんが、子供のようになってしまいまして。寝る前に絵本を読んでもらってたような…」
これはさすがに重症だ。仕様でなければとても大変なことである。
反動で凶暴化する危険も0とは言えないのだから。
「え…絵本…。その退行はやはりかめはめ波のショックでか?」
「お父さんは子供のころに頭に大きなショックを受けて大人しくなったそうですけど…たぶんそれと同じなのかも・・・。」
「ふむ、仮にそうだとしても俺たちにはどうすることもできんな。」
「ええ、製造元のおじいさんが見つかれば別なんですけど…。」

その頃セルはと言うと、ブウの所へ来ていた。
「自力で探したが見当もつかん。そこで貴様を頼りに来た。」
「珍しいな。てっきり私の顔を見るのも怖いかと思ったが…」
セルは苦笑いして答えた。
「今はお前よりクウラが怖い。…そんなことはどうでもいい、その爺について何か知っていることはないか?」
ブウは笑って答えた。
「当然知ってる。私を作って封印していた奴の子供だからな。」
「お、お前を…!?」
信じられなかった。
「聞いてみろとは言わない。ただ私の与えた情報でお目当ての者を見つけられたのなら疑うことはできないというだけの話さ。」
「いいだろう、信じよう。では、条件は?」
ブウはにやりと笑った。
「ほう、以前より賢くなったなセル。」
「フフ…踏み倒そうとして半殺しに会ったことがあるからな…。これが一番賢いやり方だと学んだのさ。」
「殊勝な行いだ。では、きたまえ。」
ブウの手招きに応じて彼の近くに腰を降ろす。
「今日はどこがいい?」
「好きにしろ。」
セルの腕をとって頬ずりするブウ。
「肝が座っているな。では、いただこうか・・・」

人の気配が感じられない。ブウは薬の材料を探しに出かけたのだろう。
目を開けて身体を確認すると、左腕が欠損していることに気づく。
「ああ、今日は左腕か…。」
こともなげに呟くと失った左腕を再生させる。
「どうやら退屈すぎて眠ってしまったらしいな。」
かといってクウラとの情事は刺激が強すぎて体に悪かったと苦笑する。
「どちらも一長一短だな。やはり受けるのは性に合わないらしい。」
できれば攻める方がいい。攻められている間は余計なことを思考する間がないからと考える。
これはついこの前身を持って体験したばかりだから確かなことだ。
「なるだけ強く、激しくなくてはならん。ときには痛みも必要だ。」
快感は共有できるに越したことはないが、それはあくまで思考されないという前提があればの話。
快感はもちろん、眠気であろうと恥辱であろうと、相手の思考を乱してくれるのならば何でもいいと思う反面、それでは本末転倒なのではないかとも考える。
「私は何を求めているのだろう…。」
心のどこかでこんな自分でも受け入れて情事に及んでくれる相手がいるのではないかという淡い期待を抱いているのかもしれない。
だが実際に行っているものは、偽りの自分が偽りの技巧で偽りの感覚を植え付けているだけにすぎない、到底”愛”や”信頼”と言ったものとはかけ離れている所業。
この様で受け入れなどという”信頼”の有無が重要な行為を望んでいるとは失笑ものである。
「…それこそブウ程度だろう。」
自分の正体を知って、それでも尚必要としているのは。いや、必要なのは中身ではなく外身なのだが。
「私が何を求めていて、誰から求められているかはわからんが、私の存在理由だけは確かだ。」
クウラの推測が本当なら、もう一人の自分に必要な存在を生み出せるのは自分だけなのだから。
「さて、下らん戯言で時間を浪費するのはもったいない。すぐにでも爺を探しに行くか。」

<あとがき>
またセルたんにいらん設定つけてもいいですか…orz
ここまでパラレルならこれ以上どうなっても今さらだよね。平気だよね…?
矛盾が起きないように過去の話も読み直さないと…。ああ、なんか学パロじゃなくてセル、クウラ、w悟飯パラレル物語にしかなってねえorz今更すぎるorzorz
今度から学パロ名乗るのやめようか…。他の呼称が決まればかえるけど、そうでないならこのままでいいかな・・・。

「セルたんをエロ保険医にしたい!」なんて安直な発想で始めたのがいけなかったんだな!orz
どうせ2、3話書いて終わると思ってたら以外と引き伸ばされて…しかも伸びるほどに学校関係なくなるというorz
贔屓キャラのステークホルダーやメンタルを独自の解釈(=捏造)で掘り下げてくのが楽しくて楽しくて…。捏造すぎてオリキャラでやれと苦情がきそう…。ごめんなさいorz
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