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DBの悪役中心ブログ。 グロだったりBLだったりエロだったりネタバレだったり夢絵・文だったりキャラがコスプレしてたりパラレルだったりが容赦なく置かれているブログですので閲覧注意です。
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こんな病んでるフリーザ様やだ
こんな顔面ぐちゃぐちゃなセルたんやだ
グロ注意


なんでも一番でないと気が済まなかった。
強さは勿論・・・属星の数やおもちゃの数、とにかく全てにおいて他のものより優位に立たなければ気が済まなかった。
「だから、許せない。」
セルの胸倉を掴む。
「オレを差し置いてパーフェクトを名乗るお前が・・・!!」
セルは笑った。
「私の首根っこを掴むだけで晴れる恨みなら安いものだな。」
「殺してやる・・・殺してやる・・・!!」
思い切り顔面を殴りつける。
歯を折った手ごたえを感じた。
「どうした?」
口の端から血を流しながらもセルは笑う。
その余裕ぶった面が気に入らなかった。
めちゃめちゃに壊してやりたかった。
「う、うわああああああああ!!!!」
殴った。
思い切り殴り続けた。
顎を砕いた音や鼻の骨が曲がる感触、血と唾液が混ざった体液が飛び散るのも意に反さずに。
ただひたすら無機質に殴り続けた。

それでも、
それでも殺せなかった。
越えることもできない。
並ぶことすらもできない。
この圧倒的な力の差に絶望した。
死にたかった。

「笑えよ、フリーザ。」
セルは依然として、自らの顔をぐちゃぐちゃにした相手にも、微笑んでいた。
フリーザはその笑顔が辛かった。
自身の器の矮小さを思い知らせるかのようなその笑顔が心苦しかった。
なぜ、その状態で笑っていられるのか。
顔が、目も当てられないほどに無残なものに変えられたのに。
オレに劣っているのに・・・と。
理解ができなかった。
「っ・・・ぐっ・・・!!」
涙が、知らず知らずのうちに頬を伝う。
「悪いが、私にはお前の気持ちがわからない。」
―わからない・・・弱者の気持ちが理解できない強者の気持ちそのものを現していた。
近いと思っていた相手が遥か遠くにいるように感じた。
嫉妬心を持つことができるほど、身近な相手ではなかった。
それを理解することすらできなかった自分は、どれほど小さい存在だったのだろうか。

「ただ、一つだけ言えることがある。死んだら私を殺すこともできないぞ。」
敵に塩まで送られるとは、なんて愚かしいことが脳裏を過ることはなかった。
自分はまだ、この男の敵にすらなれていないのだから。


<あとがき>
セ「で、なんで私は殺されそうになってたんだ?」
フ「オレより背は高いわ、筋肉が付いてるわでムカついたんだ!!」
セ「えー私のおっぱいに嫉妬した、と?」
フ「(こんの脳筋めええええ!!)」

筋肉=胸筋=おっぱいという計算式。

劣っているのは力だけだと思ってたら器までデカくてうわあああああああああ
でも実際セルたんって自分より強い相手の前じゃ発狂するよねw
弱い相手の前だとこんな感じだろうけど。。
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