DBの悪役中心ブログ。
グロだったりBLだったりエロだったりネタバレだったり夢絵・文だったりキャラがコスプレしてたりパラレルだったりが容赦なく置かれているブログですので閲覧注意です。
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冗談でなければどうということh
クウラ様ベースのメタルは冗談が通じなくて困る。
学パロ。中途半端に終わるのは長くなりそうだったためorz
ベビセル。セルたんぶっ壊れた。。エロはないけど下ネタ臭く聞こえるのでBL注意。
クウラ様ベースのメタルは冗談が通じなくて困る。
学パロ。中途半端に終わるのは長くなりそうだったためorz
ベビセル。セルたんぶっ壊れた。。エロはないけど下ネタ臭く聞こえるのでBL注意。
あの出来事から一晩、熱は完全に平熱に戻った。
「プロットはきちんと纏められた。奴の薬はやはり効くな。」
目を覚ましたクウラは早々に支度を整える。
メタルクウラが起こしに来たのは彼の支度が終わった後のことだった。
「おはようございます。お加減はいかがでしょう?」
「もう充分だ。学校に行ってくる。フリーザは適当な時間に起こしておけ。」
「はっ。あ、クウラ様・・・」
メタルクウラが言葉を詰まらせる。
こう言う時は前の淡々とした自分が羨ましく思う。
それでもクウラは察してくれた。
「あいつのことか。俺が帰るまで待たせておけ。」
「はっ。いってらっしゃいませクウラ様。」
主人を正門まで見送る。
ちょうどそのころセルが目を覚ましていた。
クウラの言いつけでメディカルマシーンの出力が最低までに抑えられていたため、完治までに一晩かかったのだ。
自分はこれからどうしたらいいのか。
途方にくれながらも頭の中でしっかりと計算する。
いや、計算しようとしたのだが不可能だった。
今まで簡単にできていたことがなぜだかできない。
できないことに腹が立たないことも奇妙であった。厳密にいえば少なからず腹は立っているのだが、それ以上に泣きたくて泣きたくて仕方がなかった。
「どうしたら、どれが一番得策なのかわからない・・・」
涙線が緩んだ。メディカルマシーンを出て、クウラ邸から逃げかえることも忘れて膝を抱えすすり泣く。
しばらくしくしく泣いていると、誰かが近づく気配を感じた。
「もうそろそろ治療が終わるころだと思っていたのだ。まずはここから出てもらおうか。」
クウラにそっくりな人物がカプセルの開閉ボタンを押す。
「さあ、出ろ」
腕を掴もうと近づいてくる彼にとてつもない恐怖を覚えた。
自然と体が震えた。両の腕が頭を押さえ、必死に自分を守ろうとする。
あまりの怯えぶりにメタルクウラは困惑する。
「クウラ様は一体何をなさったんだ・・・」
「なにをしてる、さっさと引きずり出せよ。」
途方に暮れるメタルクウラの後ろに立っていた一人の男が口をはさんだ。
「貴様は黙っていろ。俺がクウラ様から直々に・・・」
メタルクウラの話が終わらないうちに男はセルに近づいた。
「とりあえず貴様にはクウラが帰るまでこの屋敷にいてもらうことになる。」
話を聞いているのだかいないのだかわからないセルの態度に男が痺れを切らす。
「おい、聞いてるのか!?」
「やめろっベビー!!」
メタルクウラの制止を振り切り、ベビーと呼ばれた男はセルの頭を掴み、無理やりこちらを向かせる。
「ひっ、わ、私に触るなッ!!」
自己防衛のため咄嗟に放たれたバリアーでバラバラに吹き飛ばされるメタルクウラ。
一方ベビーなる男は無傷であった。涼しい顔でセルの頭を掴んでいた。
「なかなかやるじゃねえか。まさかメタルのやつが一瞬で粉々になるとはな。」
バラバラになったメタルクウラをにやにやと眺める。
「だが、解析完了だ。強化、修復共に終了。」
破片から触手のように伸びた回路が絡みあい、再びメタルクウラを形成する。
「久々にここに帰ってみりゃあ、クウラのやつ面白いものを飼ってやがるじゃねえか。」
ぺちぺちとセルの肢体を叩く。当の本人はそれを嫌そうに払いのける。
「他にどんなことができるんだ?俺に見せてみろよ。」
ずいと顔を近づけるベビー。反射的にセルの両手が動いた。
「太陽拳!」
「うおっ!?」
セルの発する光に目が眩む。
その隙に走って逃げた。瞬間移動を使えば簡単に逃げられたが、これが今のセルの頭で練れる精一杯の逃走計画であった。
「逃げたぞ、ベビー」
「わかってる!くそっ、絶対に逃がすな!!」
無我夢中で逃げ惑った。
大きな声で泣きわめきたかったが、連中に見つかることを懸念して我慢した。
「ここは、どこだ・・・?」
広すぎる屋敷内がセルの不安を煽る。
「いたぞ!捕まえろ!!」
声に驚き、振り返ると連中が追い付いていた。
走ろうと前を向き足を一歩踏み出すと、何かにぶつかり転んでしまう。
目の前には何もない。何にぶつかったのか理解した時には既に、ベビーに捕えられていた。
「おーし、よくやったぜヒルデガーン。」
「グアアア!」
どうやらヒルデガーンという化け物は透明になることが可能らしい。
「さて、おいメタル。こいつはどうするんだ?」
「クウラ様がお帰りになるまで待たせておくようにとの命令だ。」
「じゃあ、好きにしていいのか?」
メタルクウラは呆れ気味に一睨みする。銀色の光線が目から放たれたが、ベビーには全く効いていなかった。
「口で言えよ。エネルギーの無駄遣いだぜ。」
「心配ご無用。永久回路だ。」
荒縄で拘束させたセルをリビングのソファに座らせ、待機する一同。
そんな中ベビーはセルの隣に腰掛け、興味深そうに彼の体を撫でまわす。
「こいつおもしれえ体してんなあ。ヒルデガーンに近いな。」
「確かにヒル同様、尾から人間を吸収できるらしいからな。」
ベビーが妙な行動をとらぬようしっかりと見張るメタルクウラ。
「色々面白い技が使えるみたいだしな。」
「お前も人のことは言えんだろう。」
嫌味も全く堪える様子がない。これだからこいつは嫌いだと心の奥でぼやく。
「んー、体つきもしっかりしてるし・・・孕ませたいな。」
びっくりしたセルは慌てて逃げようとするが、拘束されていることを忘れていたため頭から転がり落ちる。
「アホ!!」
一瞬送れてメタルクウラが思い切り殴りつけた。当然、堪えない。
へらへらと笑うベビーの顔に思い切りキツい一撃を見回せた者が一人。
「ナイスだヒル。」
「ギイイイイ!!」
壁にめり込んだベビーが絶叫する。
「きたねえぞヒルデガーン!!俺と同じくらいの実力のやつが不意打ちしたらどうなると思ってやがる!?」
「今食らったばかりだろう?もう忘れたのか?」
ヒルデガーンの代わりに口を開くメタル。
「おいおい、ケンカしてる間にこいつが逃げたらどうするんだよ。」
珍しくまともな意見を述べたスラッグに一同は返す言葉もなかった。
腑に落ちない面持ちで釘をさす。
「とにかく、孕ますなよ。」
「チッ、クウラの許可が下りりゃあいいんだろ?それまで大人しくしといてやる。」
「(クウラ様はとんでもない化け物を拾ってこられたものだ・・・)」
<あとがき>
ベビーってのはもともとベジータに寄生してるんですよ。
そんで相手に卵を産みつけて洗脳してどんどん仲間を増やしてくんです。
だから孕ませるという意味に性的な意味合いはない・・・と思います。たぶん。。
NEOだかのOPでベビー4の肩にセルたんが乗ってたからちょっと絡ませたかったってのは秘密な!(この雑文のはヒルと同じくらいと言うことであくまで1です)
前々からベビー4はクリーチャーコレクタークウラ様(俺設定サーセンorz)が心惹かれそうだよなと思ってたのでちょうどよかったです。
拙宅ベビーは普段、放浪(という名の洗脳活動)してるんです。
セルたんぶっ壊れ路線でごめんなさい。。 なかなかトラウマになったと思うんだ、あれ。。(クウラ、セルファンのトラウマにもなってたら申し訳ない。。)
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DBの悪役(概ね人外)に萌えまくり中。
セル贔屓でブロやクウラ、ジャネやタレ、フリなんかもちまちまと。
悪役じゃないけど悟飯ちゃんも贔屓キャラです。
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