DBの悪役中心ブログ。
グロだったりBLだったりエロだったりネタバレだったり夢絵・文だったりキャラがコスプレしてたりパラレルだったりが容赦なく置かれているブログですので閲覧注意です。
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学パロですよ。当然パラレル注意。
今日はセルブロですね。イケメン相手なら攻めになれるセルたん。BLなので注意。
今日はセルブロですね。イケメン相手なら攻めになれるセルたん。BLなので注意。
職員会議が終わり保健室へと足を運ぼうとするセルをターレスが呼びとめた。
「よぉ、セル。最近ご無沙汰だろう?大丈夫か?」
ターレスの言葉にセルは不機嫌そうな笑顔を返す。
「そうだな、だいぶ喰っていない。お前のところにいい生徒はいないか?」
当然期待はしていない。
「生徒?ああ、それならちょうど今年入学した奴に上玉がいるぜ。」
セルは身震いした。つい先日、今年入学した生徒に返り討ちにあったばかりだからだ。
「ああ…そうか。悪いが…」
断わりの言葉を言い終える前にターレスがまくしたてる。
「お気に召さねえか?お前の好きなサイヤ人だぜ?」
セルの心を一瞬にしてひきつける魔法の言葉を口にした。
当然セルの顔色が変わる。先日の生徒もサイヤ人であったがこの際そんなことは些細な問題だった。
「ほう…お前以上の上玉なのか?」
「けっ、俺なんか眼中にねえんだろう?余計な色目を使ってんじゃねえよ。」
セルは笑う。
「ふふふ、眼中にないわけがないだろう?お前がその気なら…」
「俺がその気なわけがないだろう?さっさと行け。ザンギャのクラスのブロリーっつうやつだ。」
ぶっきらぼうに言い放つとターレスは職員室を出た。
ターレスの後ろ姿を未練気に眺め、
「それは残念。」
と苦笑する。
ターレスと別れたセルはザンギャのクラスの戸の前で立ち尽くしていた。
「ふむ…誰がブロリーかわからんな。」
特徴を聞いておけばよかったと後悔するセルに声をかける女性が一人。
「あら、私のクラスの前で生徒の品定め?」
「これはザンギャ先生。今日もお美しい…。」
ザンギャは苦笑する。
「お世辞はいいわセルセンセ。ターレスから聞いているわ。ブロリーをご所望ね?」
「察しがいいですね。いかにも、ブロリー君を所望してますよ。」
きっと軽くあしらわれるだろうと思っていた。彼女の素振りから誰がブロリーなのかを特定できればそれで充分だと考えていた。
だが、セルの予想に反してザンギャはブロリーを呼んだ。
「ブロリー、ちょっといいかしら?」
ザンギャの呼びかけでセルの前に現れたのは、端正な顔立ちの青髪の少年だった。
「ブロリーです…はい…」
おずおずとセルにお辞儀をする。
「(これはサイヤ人…なのか?)」
純粋なサイヤ人というのはそもそも黒髪である。超サイヤ人になったときの髪は金髪であり、この少年の髪の色はどちらのものでもない。
「(ハーフは必ずしも黒髪ではないらしいからな。おそらくハーフなのだろう。)」
無理やり自分を納得させる。
その間にザンギャはブロリーに指示を出していた。
「いい、ブロリー?ちょっとセルセンセとお話してきてちょうだい。」
「お話…ですか?」
「そう、お話よ。さあ、いってらっしゃい。次の授業は出席扱いにしといてあげるわ。」
彼を連れて行くようにセルに目配せをするザンギャ。
「…はい。」
恐る恐るセルのそばに近づくブロリー。
そんなブロリーの緊張をほぐすように声音を変え、優しく諭す。
「よし、じゃあちょっと保険室まで来てくれるかな?」
彼の手を握ってついてくるように合図する。
「…はい。」
握られた手を握り返してブロリーは頷いた。
手を繋いだまましばらく廊下を歩く二人。
今は授業中なのでほかに廊下を歩く者はいない。
「ブロリー君はサイヤ人なのかい?」
「…はい。」
「じゃあ、強いんだ?」
「…はい。」
その答えにセルは満足そうに笑う。気の弱いこの少年が自分で強いと断言したのだ。並大抵の強さではないのだろう。
「先生よりも強いのか?」
興味本位で聞いてみた。
「…はい。」
少年は断言した。
「でも、この姿では勝てません。伝説のスーパーサイヤ人にならないと…。」
「その姿になって見せてくれ。」
興奮を隠せない面持ちでセルは詰め寄る。
控え目な彼が全力で首を横に振って拒否する。
「自分で力を抑えられなくなるので…無理です。親父にもなるなって言われていて…。」
セルは考えた。いつもの自分なら興味本位で無理やり変身させただろう。
だが、先日の返り討ちで多少は懲りていた。やむを得ず少し妥協してみることにした。
「先生が君よりも強くなれたら見せてくれるか?」
「…はい。その時は俺も全力で先生を血祭りにあげます…。」
「血祭りか…楽しみだ。」
ニヤニヤと笑みを浮かべながら彼の下半身に手を伸ばす。
「私は誰かの気を吸収することでパワーを得るのだ。協力してくれないか?」
「吸収…?確かに俺の気は無限に膨れ上がりますけど…。」
目的不明瞭なセルの手の動きに戸惑う。
「無限!すばらしい…!少しばかり君の気を吸わせてもらおう。」
「俺の気を吸えば先生は本当に強くなるんですか…?」
服の上からあちらこちらを撫でまわされながらブロリーは尋ねる。
「ああ、強くなるぞ。今とは比べ物にならないほどにな。」
尻尾を伸ばしてブロリーのズボンの中に滑り込ませる。
「少し痛いが我慢だぞ。」
「ここから…吸うんですか…?」
「なんならこっちからも吸ってやろうか?」
少し引き気味なブロリーの口の中に無理やり指を突っ込みながら笑う。
「吸う量が…増えますか?」
「増えるとも。二倍の強さになるぞ。」
どうしたものかと考えているブロリーの口の中に有無を言わせず舌をねじ込む。
「ありがたくいただこう。」
「えっ…まだ俺は…」
急に強い脱力感に見舞われ、意識を失いかける。
「ヤバくなったら言ってくれ。吸いすぎると本来の意味で逝かせてしまうかもしれんからな。」
「はっ…はあ…わかりました…。」
「けっ、セルのやつブロリーの輪を外さなかったじゃねえか!」
一部始終を陰で傍観していたターレスがザンギャに毒づく。
「仕方ないじゃない、今までのセルなら確実に輪を外したはずなんだから…!それもこれもあの子のせいね。」
「あの子…ごはんっつうやつか。」
ザンギャが不愉快そうに舌打ちする。
「クウラがセルを止められなかったせいね。」
「ちっ、せっかくセルが血祭りにあげられるところが見れると思ったのによお。とんだB級ゲイセックス見せつけられちまったぜ。」
つまらなそうにその場から去ろうとするターレスを引き留める。
「待って!しばらくはブロリー相手におとなしくしているでしょうけど、飽きたらどうするつもり?あなた、自分がサイヤ人だということを忘れてない?」
下らない質問だ、とターレスは笑う。
「クウラに落し前付けさせりゃあいいだろう?あいつの失態で計画が狂ってんだ。」
「クウラ?クウラに何ができるの?」
セルに気づかれない程度にターレスは高笑いする。
「鈍すぎるぜザンギャ!やつにゃあ弟がいただろう?」
「弟…?大丈夫なの?」
「俺がうまく手を回す。それでだめなら他の人柱を使えばいい。」
それを聞いてザンギャは胸をなでおろす。
「そう、そこまで考えてたなんてさすがね。ボージャック様の次に素敵よ。」
それを聞いてターレスは苦笑する。
「ハッ、てめえセル並だぜ。媚び方がよぉ。」
「あら、いやね。移ってしまったのかしら?ふふふ」
<あとがき>
クウラお兄様は彼ら(タレとザンギャ)とグルではないですよー。
表面上の目的(セルの暴走を止める)が一緒なので協力できることは協力してるだけです。
どうでもいいけど劇場版キャラ好きだなあ私w
今後はフリーザ様と悟空を出す予定。他のキャラは未定です。みんなーオラにいい案を分けてくれーorz
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自己紹介:
DBの悪役(概ね人外)に萌えまくり中。
セル贔屓でブロやクウラ、ジャネやタレ、フリなんかもちまちまと。
悪役じゃないけど悟飯ちゃんも贔屓キャラです。
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