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DBの悪役中心ブログ。 グロだったりBLだったりエロだったりネタバレだったり夢絵・文だったりキャラがコスプレしてたりパラレルだったりが容赦なく置かれているブログですので閲覧注意です。
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お題消化だお エロ書くお もちろんセル魔理だお
セル先生の講義はうそばっかりだお(別名鉄-Rの願望ともいうお)


セルジュニア達が退屈そうにソファの上で新聞を読んでいるセルの元へ駆けよってきた。
彼らの手には雑誌が握られていた。セルの前で雑誌を広げ、口々に問う。
「ねえパパぁ、なんでこの女の人は変なポーズなの?」
「股広げてさー」
「こっちのなんて縄で縛られてるよー?」
雑誌を受け取りページを繰る。どこから見つけてきたのかはわからないが、その手の本であることは明白だった。
「それはだな…」
説明しようと口を開くと同時に背後から乱暴に雑誌を奪いとられる。
振り向くと軽蔑したような顔でたたずむ魔理沙の姿があった。
「子供にこんな卑猥な本を…最低だぜ…。」
「誤解だ。これはジュニア達が持ってきた。」
ジュニア達が魔理沙に群がる。
「そうだぞー」
「パパに聞いてたとこなんだぞ」
「だから返せ!」
困惑する魔理沙にセルは嫌がらせを試みる。
「どうやら魔理沙が教えてくれるらしいぞ。よかったな、息子たち。」
「はぁ!!?」
もちろん嫌がらせの一環であることはわかっていたが、自然と顔が火照る。

「魔理沙にわかるのかよー」
「ちゃんと教えられるのかよー」
「魔理沙じゃ無理だよパパー」
ジュニア達の挑発により、魔理沙の負けず嫌いに火がついた。
「黙って聞いてれば…お前ら!私がセルに劣るはずがないだろう!?」
それを聞いてセルはにやりと笑う。
「私よりも性知識が豊富な魔理沙先生が手取りナニ取り教えてくれるらしいぞ。」
「いやナニってなんだ!お前よりそんな知識が豊富でたまるか!だいたいなんでお前は子供に変な入れ知恵を…!!」
睨みつけてくる魔理沙を涼しい顔で受け流す。
「うちの教育方針だ。」
「絶対グレるぞ…。」

紙に一般的な人間の男体と女体を簡素に描き上げ、適宜指し示しながら説明する。
「ええと、男女が互いを愛し合って、男のこの部分が女のこの部分に入るとー…ええ…その…子供が生まれて…?」
核心をつかない魔理沙の説明にジュニアは苛立つ。
「この部分ってなんだよ!」
「それは人間だけなの?僕たちは?」
「僕たちもそうやって生まれたの?」
「あ…うぅ…それは…」
言葉に詰まる。本当のことを言うのは当然躊躇いがあった。
その様子をにやにや眺めていたセルが珍しく助け船を出した。
「仕方がない。私が説明を変わってやろうか?」
「ああ、頼む。」
途中放棄は不本意だが実父にさせるのが一番だろう、そう思うと肩の荷が下りた。

「いいか、我々の性器は人間のものとは違う。」
魔理沙の描いた男体に加筆しながら説明する。
「半陰茎と言ってだな、トカゲの物に似ていて交尾の時のみ現れる器官があるのだ。」
「交尾?」
「そう、魔理沙が言っていただろう?子供を作るのだ。」
以外と真面目に教えているセルに感心する。
「(やけに真面目だな…。息子の教育だからかな。)」
感心もつかの間、急に後ろから抱えられる。
「ここだ、雌のここにぶち込めばいい。」
雑誌に載っていた女優と同じような体勢で股を開かれる。
「でもパパー魔理沙は人間だよ?」
「異種族だよ?」
「産めないんじゃないの?」
愚問だと言いたげにセルは笑った。
「トラとライオン、イノシシとブタは子孫を残せる。つまりはそういうことだ。」

その言葉を聞いてジュニア達は納得したようだった。彼らとは対照的に納得できていない者が一人いた。
「なんで私の足を勝手に開いてんだよ!?」
「近くに手頃な女体がなかったからだ。」
反論しようとする魔理沙の出鼻をジュニアが挫く。
「じゃあ魔理沙が僕たちのママなの?」
「えっ、似てないね」
「違うんじゃないの?」
セルに反論しようかジュニアに反論しようか考えている間にセルに先手を取られる。
「ふん、なぜ私が下等生物に種付けをしなければならないのだ。」
「仮に私が上等な生物だったとしても、こっちから願い下げだ!」

「ふーん、じゃあ僕らのママは?」
「どんな人なの?」
「美人かな?」
いくらセルでもその質問には答えられなかった。
セルの狼狽する様子を見て魔理沙は嬉々として嫌味を言う。
「あれ?どうしたんだ、セル?お前の奥さんはどんな人なんだよ?」
「っく…ちくしょおおおおお!!!!」
「パパー!?」
悔しそうに叫喚しながら部屋を飛び出すセルを満足そうに眺める。
「なんだかよくわからないけど勝った…?今日はいい夢見れそうだぜ、やっほー!」


<あとがき>
セルさんが説明できなかったのはセルジュニアの位置づけを定義できなかったからです。
別に「お前らに母親はいない!」と告げることに躊躇はなかったと思います。それを告げるだけでいいなら。
でも、バイオロイドから生まれたこいつらって何者よ?どういう生物だと定義すればいいのよ?ってところで思考停止しちゃったんだと思います。この後に絶対自分たちの出生の秘密を聞かれるでしょうから。
パーヘクト頭脳を持ってしても定義できない自分の息子たちの存在に発狂したんですね。
魔理沙は奥さんがいないことで叫喚したんだと勘違いしてます。どこまでも噛み合いませんこの二人。

半陰茎関連は自分の趣味です。実際のセルさんとは異なります。トカゲさんと同じ仕組みーハァハァ
でも尾の位置が普通の生物と違って臀部にないから厳密には全然違う器官になっちゃいますね。
もう黒いとこから紫のクリーチャーさんがこんにちはでいいじゃん。知らねえよ。生物はだめなんだよ成績が!

ほんとは保健体育の実技をお願いしたかったんだけどいつの間にか路線が変わってました。エロ書けねえw
タイトルが「たまには魔理沙が勝つのもいいだろ」的な意味になってるから困る。鬼畜攻め関係ねえw
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