お飾り社長

バーガーバーガーやっててふと考えたネタ。
セルたんは使えない。
実際会社に勤めたことがないからなんちゃって経営ネタですが笑ってすましてください。

フ「社長、今月の出店についての件ですが・・・」
セ「む、お前たちに任せる。」
フ「ですが、候補地のリストだけでもご覧に入れて・・・」
セ「だから任せると言っているだろう！副社長にでも聞け！」
フ「・・・わかりました。失礼します。」

フ「副社長、こちらの出店候補地リストをご覧いただけますか。」
ク「ふむ・・・なるほど、わるくはないが・・・リストには載っていないこの近辺の方が高収入を見込めるのではないか？」
フ「はい、確かに駅やデパートなどの人の集まる建物の近くというのもありますし、他社との競争率も低いので申し分ありませんが、既に空地の方が・・・」
ク「ないならつくればいい。」
フ「と、おっしゃいますと？」
ク「地上げだ。」
フ「！！なるほど、地上げですか。」
ク「俺直々に交渉に出向いてやる。」
フ「では私はあらかじめ、費用や集客数等のシミュレートを行ってまいります。」
ク「シミュレートが終わり次第結果を纏めて俺に報告しろ。」
フ「はい。」
―ドタドタ　ガチャ
セ「なぁなぁ、クウラ！こんなハンバーガー考えたんだけど！」
ク「ボツ。」
セ「なっ・・・！徹夜で考えたんだぞ！」
ク「ふざけるな！うちはまだ魚介類の仕入れルートが確立できていないんだぞ！？それなのにこんなにふんだんに魚介類を使うバーガーが作れるとでも思ってるのか？」
セ「使えん奴め！お前なんかクビにしてやるっ！」
ク「構わんが、俺をクビにしたらこの会社は傾くどころか即破産だぞ？誰のおかげで上場出来ていると思ってるんだ？ん？」
セ「ううううう、だったらさっさとルートの確立を・・・」
ク「今は近隣にライバル店が建ったせいで収益が落ちている店舗がいくつかある。なかには赤字が出ているものすら存在するのだ。収益でそれなのだから費用や負債を撥ねた後に残った純利益なんてたかが知れているだろう？」
セ「むむむ・・・要は、金がないと？」
ク「そういうことだ。」
セ「店建てる金はあるのに？」
ク「まぁ、待て。今社長室長にシミュレートさせているところだ。新店舗で見込めるひと月の純利益と新バーガーの効果で見込める利益とを照らし合わせてみろ。それで納得がいかないならもっと辛い現実を見せてやるぞ。」
セ「帳簿は出さんでいい！よくわからないから。」
ク「(こいつは清算表も読めないのか・・・。いや読む気がないのか。)」

＜あとがき＞
ク「ったく、銀行から金を借り入れられないわ、株式や社債を発行できないわでこのゲームの資金繰りは大変なんだぞ！」
セ「(株・・・？社債・・・？)」
フ「でもこのゲーム、地上げもできないよね。建物の誘致なんかも。」
セ「(地上げ・・・？誘致・・・？)」
ク「株や社債はともかく、その他のことがやりたいならザ・コンビニだな。(地上げについては、あまりにもどかしかったから本業に着手したくなって捏造しただけだが)」
フ「バーガーバーガーは経営よりもバーガーの製作に重点が置かれてるからね。」
ク「その分経営面はそこまでシビアなものではないのだが、このアホがプラマイ0にしてくれやがるからな・・・。」
セ「文句があるならCOOLERバーガーにしてお前が社長をやれよ！」
ク「それだとヌルゲーすぎるだろう。」
セ「なんだと！？」

セルたん一人で難易度3割上昇
頭はいいけど興味がないことにはやる気がない子。当然経営のけの字も知らないはず(その点冷凍兄弟は職業柄詳しそうで頼りになると思う)。