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DBの悪役中心ブログ。 グロだったりBLだったりエロだったりネタバレだったり夢絵・文だったりキャラがコスプレしてたりパラレルだったりが容赦なく置かれているブログですので閲覧注意です。
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クウセルという斜め上が早々にやってきた!
BL・エロあり、グロ(欠損)なし。でも玉が痛くなりそうな描写はあり。



ちび達がまとわりつき、あっという間に覆い尽くす。
何事かと不思議に思い、その奇妙な集団に近づいてみると彼らの口から驚くべき言葉が発せられる。
「ママ~」
「遊んでよママ!」
クウラは耳を疑った。
ちびどもにまとわりつかれている存在があのセルだからだ。
「おい、そいつはママなのか?」
クウラの質問に「うん」と答えるちび。
「僕たちを産んだからママなんだよ」
「パパじゃあ、産めないもの」
たしかに、子を孕むのは雌である。当然例外的に雄が孕む生物もいるかもしれないが・・・。
両性具有という線はないのであろうか。
「貴様は雌なのか?」
本人に尋ねてみる。
ちびどもをかきわけながらセルは答える。
「どちらであろうと問題はないだろう?ジュニア達の好きにさせているだけだ。」
他者の認識を意に反す気はないらしい。
恐らく、性別がわかったところでメリットもなければデメリットもないから気にしないのだろう。
わかりきってはいるが、あえて気にとめない理由を問うてみる。
「性別を知ったところで特にこれと言った利益もない。私に何の影響も与えぬことに一々拘っている暇はない。」
なるほど、予想通りだ。
「では、俺が興味を持ったらどうすればいい?」
「勝手に調べるがいい。」
ちびどもの頭を撫でながら何かを指示した。
彼らは残念そうに遠くの方へ飛んでいった。
後姿を見送るとセルはこちらを向く。
「お待たせした。存分に調べてくれ。」

クウラは狼狽していた。
セルの体のつくりがわからない。
具体的には性器が見受けられないのだ。
「なんだこの体は…。尾が性器だなどとは言わんな?」
「ああ、尾は違う。あくまで栄養を摂るためにある。」
自分の性器が付いている部分と同じ所に手を伸ばす。
黒い楕円の突起物以外に変わったものはない。
「まさかこれというオチではないだろうな?」
「仮にこれが私の性器だとして、お前に私の性別が分かるのか?」
当然わかるはずがない。自分たちの種族にはこんなパーツは付いていないのだから判断できるはずがない。
仕方なしにその突起物に刺激を与えてみようと試みる。
指の先で軽くなぞってみる。硬い。
「どうだ?」
「くすぐったいぞ」
今度は指先で強く摘まんでみる。硬い。弾力性は皆無で、変形する様子はない。
「どうだ?」
「痛くはない。いや、少し痛いかもしれん。」
クウラは少し考えると、それに口を付けた。
舌先で軽く舐め上げる。
「またくすぐった・・・あぐっ!!?」
歯を立てた。
それも甘噛などではなく、食いちぎらんばかりの勢いで。
そのまま咀嚼する。ちぎれぬ程度の、かといって決して弱い力ではなく、絶妙なパワーバランスの元に口を動かす。
「いぐっ・・・きさっ…」
セルは自身の腕に噛みつきながら堪えた。
その表情から、快感とはほど遠い刺激を受けていることが容易に推察できる。
ある程度下部を噛みしだくと、今度は手のひら全体で握る。
下部のみをピンポイントに握る。まるで絞り上げるかのように。
「ぎぃっ・・・!」
白目を剥きながらセルは絶叫した。
それでもクウラは手の力を緩めない。
だが、クウラが与えるものは苦痛ばかりではなかった。
突起物の上部の方を咥える。今度は舌先だけではなく、歯だけではなく、口全体を使って舐る。
先ほどまでのものとは違い、激しいながらも苦痛を与えないように配慮なされていた。
「んぎぎ・・・!!」
下部の想像を絶する苦痛と、上部の得も言えぬ快感がセルを悶絶させる。
歯を食いしばって痛みに耐えるべきか、素直に快楽に溺れるべきか。
セルがこの選択に苦悶する必要はなかった。体が勝手に答えてくれたからだ。
「ほう、やはりここが性器だったな。」
クウラの手が止まったことにつられて下半身を見る。
すると黒い突起の先から紫色の亀頭が顔をのぞかせていた。
「これが・・・私の・・・?」
どうやら自分の性器を見たことがなかったらしい。クウラは嘲った。
「そうだ。その皮を被っていた粗末なものが貴様の一物だ。」
すると黒い部分はふぐりであった可能性が高い。通りであの痛がりようだと納得する。
「さあ、これで貴様の性別は分かった。これ以上を続ける意味がなくなったわけだ。」
クウラは笑いながらさっさとしまえ、と促す。
そんなクウラを前にセルは困惑しながら訪ねる。
「しまい方がわからない。出したことがないから・・・どうやったら収まるのだ・・・」
呆れてものも言えなかった。このまま萎えさせてしまう方が手っ取り早いが、それではつまらない。
「お願いしてみろ。どうにかしてやらんこともないぞ。」
セルはこくりと頷くとこういった。
「しまい方を教えてくれ。」
真顔でこんなふざけたことを言われたのでは頭を抱えるほかない。
「貴様・・・」
何を言っても無駄だろうと早々に諦め、仕事に取り掛かる。
「いいか、イってしまうのが手っ取り早い。さっさと逝け。」
「い、逝く?」
顔面を思い切り殴りつけてやりたくなったが、ふぐりを握ることで我慢した。
「ああああああああ!!」
「うるさい、パーフェクトなら黙っていろ!・・・む、パーフェクト・・・?」
パーフェクトと言いつつこいつの一物は全くパーフェクトではないではないか。
「この一物でパーフェクトを名乗るなどおこがましい。」
爪の先で軽く弾いてやると軽く身震いした。
「どこが問題だ?」
ムッとした顔のセルを鼻で笑う。
「こいつが皮をかぶっている時点で論外だ。」
亀頭の先をグリグリと押し込む。
「ただ、仮性なことが救いだな。」
セルは何のことだか理解できていない様子だった。
パーフェクトな頭脳で計算、処理した結果口から付いた言葉が、
「剥いてくれ」
クウラはぶっきらぼうに自分でやれと言い放ち立ち上がる。
そのまま置いていこうとするクウラの足にしがみついて懇願する。
「頼む、剥いてくれ!私はパーフェクトでなければならないのだ!!」
自分以上の実力を持つあのセルがここまで言うのだ。とても気分が晴れるではないか。
「剥くだけでパーフェクトになれるわけではないぞ?」
「だったら他の足りない部分も…補ってくれ」
思わず噴出した。
こんなくだらないことのためにプライドを捨て、地べたを這いずる究極生物の低脳振りに失笑を禁じ得なかった。
けらけらと笑い転げながら掴んだ手を握る。
そのまま地べたに向かって掴んだ手を放ると、セルの体が傾く。
砂利で羽が傷つく音を辺りに響かせ、無様にも倒れ込んだ。
「貴様は本当のアホだな。」
そう言いながら一物を踏みつける。
このときクウラはまだ気づいていなかった。自分がこの”アホ”以上に”アホ”であることに。


「・・・とまあ、これが私たちの馴れ初めだな。」
セルの話を食い入るように聞くちびども。
「へー」
「パパ大胆!」
ちびどもにやんやの声を浴びせられ得意になるセルの背を思い切りけりつける。
「黙れ!だいたい貴様、俺を騙しただろう!!?」
「騙していないぞ。ただ獲物がかかったから乗りやすいようにしてみただけだ。」
怒りをあらわにするクウラと涼しげな表情のセルとを不思議そうに見比べるちびども。
「どこから騙したか言ってみろ。」
「お互い様だろう?目的を果たした時点でやめなかったお前もお前だ。お前が私を見下しやすいようにすれば食い付くと思ったから私も続けたのだ。」
そしておいしくいただかてもらいました、と笑う。背中の尾も楽しげにうねる。
返す言葉もないクウラに、
「安心したまえ。事実私は自分の性に興味はなかったが、お前のおかげで興味がもてたんだ。しっかりと感謝しているぞ・・・フフフ」
と微笑んでみせる。
飼い犬に手を噛まれるとはこういうお話。

<あとがき>
綺麗なセルたんが開発された結果がこれだよ!
性知識皆無の道程包茎を立派な変態大魔王に成長させたクウラ様はA級戦犯。
包茎と言ってもセルたんの体が異次元だから、人間の包茎とはちょっと違うかも。

あの後おいしくいただいたのはクウラ様の生体エネルギーです。
バック(後背位)で突こうとしたら先にバック(背中の一物)で突かれてたんですねわかりません>< 
しっぽはてぃんこより強しって名言を作るべき。いや、やっぱいいわ。
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» きのう鉄-Rと、

斜め上したかった。

というのは冗談で、今まで読んできた中で一番強烈な馴れ初めだったのでいても立ってもいられなかったんだ…
身体の作りが人間とは違う分こういうのは面白いな!
ゆっぺぱん 2009/07/18(Sat)19:13:47 編集
» 文字バグったかとw
コメントお知らせメールみて「ゆっぺぱん…?」と思った私ですよorz
斜め上したかった吹いたw途中まで気づかんかったじゃないかorz

おおお、コメありがとう!!
セルたんが勝手に馴れ初め言ってるだけだってクウラ様が言ってたw
クウラ様としてみては道程パーフェクト(笑)をおちょくってただけなんだよなぁ。
でもセルたんの方が一枚上手のおちょくらーだったっていう。

しかも公式で明言されてないから創作し放題w>身体の作り
いや、股間のつくりが公式で明言されてるジャンプ漫画もいやだけどな!
てっぺぱん 2009/07/18(Sat)19:49:40 編集
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