DBの悪役中心ブログ。
グロだったりBLだったりエロだったりネタバレだったり夢絵・文だったりキャラがコスプレしてたりパラレルだったりが容赦なく置かれているブログですので閲覧注意です。
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悟空←セル
うちのセルたんはほんと悟空たんっ子。
ザギさんで言うユーリん、セオドアおじさんで言うマイコー、シェゾで言うアルル・・・見事に変態のみw/(^o^)\
タイトルはお題から選んだのですが、内容とドンピシャで吹きましたw
ま、四歳児の気の引き方が高等なものだったら逆にやだしねw
うちのセルたんはほんと悟空たんっ子。
ザギさんで言うユーリん、セオドアおじさんで言うマイコー、シェゾで言うアルル・・・見事に変態のみw/(^o^)\
タイトルはお題から選んだのですが、内容とドンピシャで吹きましたw
ま、四歳児の気の引き方が高等なものだったら逆にやだしねw
セルが水平に腕を振るう。
フリーザはそれを避けたつもりであったが、思いがけぬ風圧により吹き飛ばされる。
すぐに受け身を取ったつもりだったが、そのわずかな時間が命取り。
あっ、と声を上げるか上げないかのうちに間合いに入られヘビーを一発。
これにはたまらず呻き声をあげながらうずくまる。
「運動にもならんぞ。」
セルはフリーザの方を見る風でもなく、シャドーボクシングをするように空を殴る。
”つまらない”と全身が語っている。
「うっ…それだけ強いならさっさとパイクーハンに復讐してきてはいかがです…?」
フリーザの提案をつまらなそうに聞きながら、
「あいつには興味がない」
と一蹴する。
「では何のためにそこまで修行を?」
その質問にセルの動きが止まる。
「当然、孫悟空を…だな」
「孫悟空がお目当てなら早めに倒しておいた方がよろしいかと。どうせ仲間がドラゴンボールを使って復活させるおつもりでしょうからね。」
このままではまだ孫悟空にはかないそうにないことをフリーザは知っていた。
毎日毎日こうして殴られているのだからいやでもわかる。まだ、足りない、と。
わかっていながらも戦闘を勧めるのは、セルの膝が地に付くところを見たいから。
「確かに、善は急げだな。・・・行ってくる。」
力不足であることはセル自身も否めなかった。
だが、それ以上に時間が足りない。十分な力を付けている暇はない。
それにいくら負けてもここでは死ぬことなんかないのだ。
”善は急げ”。果たしてそれが”善”と呼べるかはさておき、セルは孫悟空を探しに地獄中を飛び回った。
「(見つけた。)」
数分―これはセルだからこそ、この短時間で見つけられたわけだが―飛び回っていると、目当ての者の姿を視界に捉えることができた。
恐らくまだ自分には気づいていない。
セルはにやりと笑うと両手を腰まで引き、気を溜める。かめはめ波で奇襲をかけようという算段だ。
「か、め、は、め・・・波ぁぁああー!!」
引いた両手を突き出し、孫悟空めがけて一気に気を放出する。
「(捉えた!)」
そう思った。孫悟空は依然として自分に背を向けている。気づいていない。
バチン!
腕をたったひと振り。セルの自信を一瞬にして粉々にした。
先ほどフリーザの体を吹き飛ばした自分と孫悟空がダブった。
当然その配役でいえば自分はフリーザなわけだ。腹を抱えてうずくまる自分が見えた気がした。
ここまで力の差があるとは思わなかったし、奇襲をいとも容易く跳ね返されたショックで動けない。
「よっ!」
孫悟空の残像をとらえた瞬間あっ、と声が漏れる。
次に上げることになったのは呻き声だった。
思い切り腹を殴り飛ばされ岩に叩きつけられたからだ。
先ほどのフリーザのように受け身を取ることすらかなわなかった。一瞬よぎった”フリーザ以下”という言葉をすぐに脳の片隅に追いやり、体勢を立て直す。
「おめえが先に不意打ちしてきたんだからな。悪く思うなよ。」
孫悟空は相変わらずだった。
「またなんか悪さしてんのか、セル?」
「悪さをしていたらなんだというんだ?」
質問を質問で返すセルに、孫悟空は超サイヤ人になることで答えた。
「二度と悪さできねえように、オラがぶっ倒す。」
要は悪さをすれば向こうから会いに来てくれるということ。
こいつの性分だ、地球でよほどのことがない限りここでずっと相手をしてくれるに違いない。
それならば選択肢は当然一つ。
「やれるものならやってみろ。」
ぺちぺちと頭を叩かれる。そんな感触で目を覚ます。
「おい、大丈夫か?ま、ここなら死ぬ心配はないけどな。」
どうやら気を失うほどに痛めつけられたらしい。
自身の弱さを呪うと同時に、強くなった孫悟空により一層の愛着が沸く。
やはり自分の手でもう一度倒しておきたい。今度は自爆と言う手段を用いずに実力で。
「孫悟空。」
「ん?」
「悪さをすればお前は私を懲らしめにくるか?」
孫悟空は眉を吊り上げて「当たり前だ」と怒鳴る。
その様子を見てセルは満足そうに笑う。
「なら当分地獄にいるんだな。」
そう言い残すと飛び立った。
本当はこんな形で、こんなくだらない動機で闘いたくはない。
それでも弱い自分がより強いものを望む彼を引きとめておくにはこの方法を取るよりほかにない。
いつかは逆の立場に立ちたい。
彼が自分なしではいられないくらいに。
そこまで考えてふと、脳裏をよぎる。
自分よりも弱くなった彼に自分の興味が向いているだろうかと。
飽きてしまうのではないかと。
「(とらぬ狸の皮算用だな・・・。)」
飽きたら飽きた時に考えればいい。
今はどのようにして強くなるかが肝心なのだ。
「待っていろ孫悟空。貴様が私を置いて生き返らぬよう、この地獄を更に無残なものに変えて見せよう。」
<あとがき>
悟空たんにかまってもらいたくて大暴れ
↓
なぜか現れるパイクーハン\(^o^)/
↓
しかも悟空たんはもう地獄にいない/(^o^)\
ってなるに10000ゼニー。
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悪役じゃないけど悟飯ちゃんも贔屓キャラです。
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